『 思い出のとき修理します 』
谷瑞恵
「思い出のとき修理します」というタイトルから、
過去を変えることができるものなのかと思いましたが、
実は、時計店の青年と都会に疲れてしまった主人公が
思い出の商店街で出会い、
不思議な事件に巻き込まれていくいちに
色々な人の思い出に関わり、
自身も変わっていく物語。
過去をやり直すことはできないけれど、
思い出を作ることは今からでもできるものなのだと
読み終えたときに思えるような物語です。
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