1.告白 作者 湊かなえ
映画化で話題になりましたが、ぜひ小説で読んでいただきたい一冊です。読み始めると、先が気になって1ページまた1ページとめくる手を止められません。舞台は中学校、ある事件を境に始まる復讐・・・登場人物一人一人の視点から物語が展開されているのでいろいろな視点から読み進めることができると思います。読み応え十分の”告白”オススメです!
ペンネームM
2.犬と私の10の約束 作者 川口晴
この本は、映画化されて知っている人が多いと思います。映画とはまた一味違った内容になっています。生き物を飼うことの楽しさ、生き物と触れ合うことの素晴らしさや感動そして生き物を飼うと必ずやってくる悲しさ・・・いろいろな感情を再確認することができる作品です。当たり前なことが書かれていますが、忘れがちになっていた大切なことを思い出させてくれ心が温まる作品です。
ペンネームS
3.ライヴ 作者 山田悠介
日本で突如出現した、感染したら最後といわれるなぞのウイルスの特効薬をめぐって、開催された奇妙な競技。ゴールした者だけが特効薬を手に入れることができるというのだが、このレースの途中には様々な困難が待ち受けている。予想不可能なレース展開や結末に興味が添そられるので、ドキドキ・ハラハラするような一冊です。この本の作者はライヴ以外にも「リアル鬼ごっこ」「親指探し」などのホラー系ですが面白い本を沢山出版されているので、どの本もオススメです。
ペンネームT
4.夏の庭 作者 湯本 香樹実
この本は町はずれに暮らす一人の老人を「死」に興味を持ち始めた少年たちが「観察」しはじめた。それは、死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え少年らの好奇心は日ごとに高まるけれど、不思議と老人は元気になっていく現状。いつしか少年たちの「観察」は老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが・・・少年たちは少し離れた間に老人は亡くなってしまった。しかし少年たちにとって一生心に残る思いでを作ることができた物語が描かれている本です。今までに感じたことのない新たな発見が出来る感動のストーリーとなっているので皆様にも是非読んでいただきたいと思います。
ペンネームS
5.自分の弱さとどうつきあうか 作者 加藤 諦三
私がこれから、紹介する本は小学生から高校生なら誰でも迷ってしまう心の心理学の本です。その中でもP121の『「自分なりの生き方」という口実に逃げてはいけない』の「心にゆとりがあれば弱い自分も認められる。」をコメントとして残しておこうと思います。
かたくなになる、意地を張る、自分の非を認めないということは、相手に対して心理的ゆとりがないということになる。心理的なゆとりが自分のことを正直に認められる。相手に対して素直になれなくて、自信がないのに自信があるふりをするのは心理的にゆとりが無いからである。
自分に自信がない「大人になれない大人」は、私生活の面でも仕事の面でも自分の非を認めない。そして、こうした自分の非を認めないかたくなな態度がその人の心理的成長を妨害する。
思春期の生徒の考えをよりリアルに注出されている部分だと感じました。自分に自信がない。相手と比べてしまう。自分のゆとりの無さをごまかすために相手を傷つけてしまう。その非を認めることが怖い。誰しもがこう思い、自分の成長をSTOPさせてしまうのです。そうではなく、自分に自信を持ち進んでいくために哲学や心理学を学んだほうがいいと思いこの本を紹介しました。
ペンネーム ユッキー@Creative
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