2010年10月1日金曜日

本棚のしおり

『流れ星が消えないうちに』
橋本紡


恋人は、もうこの世にない。
それから、わたしは玄関で眠っている。

殴って欲しい奴は、もういない。
親友の恋人を、僕は奪った。

旅先の事故で死んでしまった加地。
恋人だった、奈緒子。
親友だった、川島。
お互いの向こうに加地の姿を想う二人。

もう存在しない人を通じてつながる関係が、静かに描かれています。

推薦者:橘   

0 件のコメント:

コメントを投稿

Prueba de texto:

2009年9月(2学期)からブログ版図書館だよりをはじめることにしました。ほぼ毎日更新していく予定です。ぜひブックマークに登録してくださいね!